クリプトトレーダーダイジェスト

Monthly commentary from BitMEX co-founder & CEO Arthur Hayes. News, trends and insights that bypass institutional filters.

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浴衣でトレーディング

原文: Tradin' In My Jammies パジャマを着たバナナ (出典:オーストラリア放送協会) 3月3日火曜日  都会的な旅館で寝間着に着替え、今にも寝こけようとしている。眠入ってしまう前に、私の担当バンカーに電話をして、投資適格インデックスCDS(クレジットデフォルトスワップ)取引の注文を試みなければならない。このインデックスは、仮想通貨とは違って、米国市場が開いているときにしか取引できない。だから、開場と同時に指値注文を入れようと待ち構えているやつのように、私も携帯電話を握りしめている。           この旅館の雰囲気と浴衣のせいで、私は内省的になっている。2月上旬にグローバル・マクロ・インベスターの記事を読んで以来、IG CDSインデックスのプロテクションを買うことだけを考えてきた。その記事を目にした私は、CDS取引ができるかどうかを尋ねるべく、バンカーに電話をした。1時間の長い議論の末、ほぼすべての問題は解消した。いくつかの書類に物理的にサインをしなければならなかったのだが、これがたいへんだった。北半球の中では比較的冬を快適に過ごせる日本の山中に滞在していたからだ。先月、同指数は44bpsだった。今は70bps超で取引されており、コロナの恐怖が拡大して以来、私は、その取引がずたずたになるのを目の当たりにしてきた。 3月4日水曜日                                                    G7は終わったが、私が期待していたように事は運ばなかった。市場は落ち着き、中央銀行のさらなる刺激策を期待して、市場価格は上昇するかもしれないと思っていた。そして、IG指数のスプレッドは、私のビッド価格に達する前に縮小するかもしれないと考えていた。しかし、FRBは動揺して50bpsの緊急利下げを発表した。もはや市場ができることと言えば、かの有名なフランスの双子、ボグダノフ兄弟を縮み上がらせ、興奮させて、投げ売りを続けさせることだけだ。幸いなことに、私はCDSを約定することができた。      この日、中央銀行は全能だという考えが、私の頭の中ではじけた。多くの市場コメンテーターが、私と同じ結論に達し、そのことを様々なブログやレポートで雄弁に語っている。しかし、あなたは実際に行動する前に、自分の中で確信を得る必要がある。これは現在の私の宗教観のようなものだ。   いざ出陣だ。私は、USDCNH 24カ月8.00コールをいくらかと、HYG 2020年12月 65.00プットを購入した。私は、中国と米国の高利回り社債が、今後のデフレで最大の痛手を被ると考えた。また、エネルギーETFを売り、ウランと金の鉱業銘柄を買い増した。                                                        私のポートフォリオで損失が発生している。しかし、皆さんにとって、私がどのようなトラディショナルアセットやエキゾチックデリバティブの取引を行なっているかは、どうでもいいことだろう。皆さんが知りたいのは、ランボルギーニが買えるほど大儲けできるのはいつか?価格が高騰するのはいつか?ということだ。私は、ここに、現在の自分の考えを示すために自らの状況を開示する。トレーダーのポートフォリオに何が含まれ、何が含まれていないのかを知ること以上に、そのトレーダーの真の性質を示すものはない。 3月12日木曜日                                                  私は今、蒸し暑いシンガポールでこの原稿を書いている。エネルギーセクターは、サウジアラビアとロシアの間の原油価格の戦いで揺れている。ヨーロッパは武漢のようになりそうだし、トランプは、米国はヨーロッパ大陸からのフライトを拒否すると発表したばかりだ。冗談のような話が現実になりつつある。        あなたがトイレットペーパー、医療用マスク、手指消毒剤を探し求めている間に、恐れを知らない指導者たちが、いかに私たちのことを「守ってくれるのか」(たぶん?)ということについて話してみよう。また、中央銀行のお偉方が、世界的な双子の需要と供給の衝撃を前にして、いかいして景気を刺激してくれるのかということについて、話しを進めておこう。            ...

オプション取引が盛り上がるのはいつか? パート 2

原文はこちらです。 上の写真はオプション取引とは何も関係ありませんが、スキーシーズンの真っ最中に、私がパウダースノーを楽しんでいる様子です。 暗号通貨のデリバティブ市場の仕組みについては、これまでに数え切れないほどの言葉を使ってすでに説明しました。では今日は、2020年についてお話しましょう。 2020年の暗号通貨デリバティブの行方  投機家のニーズは、市場にある暗号通貨デルタ・ワン商品を介して十分に満たされていますが、コインの利回りで利益を確保したい人や、コインを売らずに法定通貨建ての料金を支払わなければならない人、そして将来のリターンプロファイルを滑らかにしなければならない人たちのニーズは、まだ満たされていません。 利回りの追求  マーケットのボラティリティが相対的に低く、レンジ内取引に終始していることから、新たな暗号通貨や分散型金融(DeFi)に群がる人々は、今、利回りを求めています。手持ちの「シットコイン」が魅力的ではないため、それを貸して、何がしかの金をどうにかして稼いだ方がよさそうです。

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