Bitcoin Cashのハードフォークに関する方針とBCHZ18への影響

原文:Bitcoin Cash Hardfork Policy and Impact on BCHZ18 – BitMEX Blog

BitMEXの方針

Bitcoin Cashのハードフォークが2018年11月15日に実施される見込みとなっております。今回のハードフォークではBitcoin ABCとBitcoin SVという2つの競合関係にあり且つ互換性のないクライアントが存在します。そのためチェーンの分裂が引き起こされる可能性があり、その場合ハードフォーク前にBCHを保有しているユーザーは分裂した2つのチェーンにおいて、それぞれコインを保有することになります。

決算において、BCHZ18コントラクトはBitcoin ABC側の価格を参考に行われ、Bitcoin SV側の価格は参照しません。

2017年8月にはBitcoin CashのBitcoinからの分裂が発生しましたが、今回の対応は17年にBitMEXが採用したアプローチと合致したものです。Bitcoin/USDコントラクトは当時Bitcoinの価格を参照し、Bitcoin Cashの価格は参照されませんでした。

BitMEX .BBCHXBTインデックスへの影響

BitMEXの.BBCHXBTは現在以下の要素によって算出されています:

⅓ * Poloniex + ⅓ * Binance + ⅓ * Kraken

フォークの時点で、もし構成要素となる取引所がBCHABCチェーンのシンボルとしてBCH/XBTを使用する場合、BitMEXはこちらのシンボルを価格の参照元として引き続き使用します。それ以外の場合は、BitMEXはBCHABC/XBTシンボルをインデックスの構成要素として参照します。

影響を受けるプロダクト

BCHZ18

より詳しい情報について

BitMEX ResearchはForkMonitor.infoに資金援助を行っており、ステイクホルダーはこちらのウェブサイトにおいてチェーンの分裂をモニタリングすることが可能です。

条件付き注文の終了につきまして

当社のAPIおよび取引システムをシンプルにする取組みの一環といたしまして、以下の注文タイプは2018年11月10日(土)12:00 UTC(日本時間同日21:00)をもちましてサポートが終了となります。

  • OCOOne Cancels the Other
  • OTOOne Triggers the Other
  • OUOAOne Updates the Other Absolute
  • OUOPOne Updates the Other Proportional

上記の時間以降に条件タイプ(contingencyType部分に入力のある注文は拒否されます。さらに、この時間以降にオープンな条件付き注文もキャンセルとなりますのでご了承ください。今後、これらの注文タイプを用いたトレーディングストラテジーは、今回の変更を適切に反映したものになるようご確認をお願い致します。

SimpleOrderQty機能の廃止について

2018年10月26日金曜日UTC12:00以降、simpleOrderQtyを用いたオーダーが無効となり、当該機能を用いたオーダーはそれ以後全て拒否されます。また、simpleOrderQtyを用いた既存オーダーについては、上述の時刻以降にキャンセルされます。

また今後数週間以内に、Websocket API経由での更新、または以下のフィールドのREST APIへのGET要求がnull値を返すことにご注意下さい。

  • position: simpleQty, simpleCost, simpleValue, simplePnl, simplePnlPcnt
  • order: simpleOrderQty, simpleLeavesQty, simpleCumQty
  • execution: simpleOrderQty, simpleLeavesQty, simpleCumQty

これらのフィールドは、将来、これらのスキーマから完全に削除される可能性がございます。 メッセージスキーマからフィールドを完全に削除する前にも、再度こちらで発表を行います。 APIユーザーは、上記の期限前にこれらのフィールドを使用するクライアントを更新して、混乱を避けることを強くお勧め致します。

BitMEX Altcoin / Bitcoin 先物契約インデックスの変更について

2018926 12:00 UTC (日本時間 26 21:00より、12月満期となるAltcoin / Bitcoin 先物契約インデックスは、基礎となる基準価格の安定性をより高めるため、BinanceとKraken(可能なもの)の終値が採用されます。9月満期とするAltcoin / Bitcoin先物契約につきましては、満期まで現在のインデックスが継続されます。

対象となる契約

ADAZ18

BCHZ18

EOSZ18

ETHZ18

LTCZ18

XRPZ18

対象となる契約のインデックス構成

.BADAXBT  (0.5 * Bittrex + 0.5 * Binance)

.BBCHXBT  (⅓ * Poloniex + ⅓ * Kraken + ⅓ * Binance)

.BEOSXBT  (⅓ * Poloniex + ⅓ * Kraken + ⅓ * Binance)

.BETHXBT  (⅓ * Poloniex + ⅓ * Kraken + ⅓ * Binance)

.BLTCXBT   (⅓ * Poloniex + ⅓ * Kraken + ⅓ * Binance)

.BXRPXBT   (⅓ * Poloniex + ⅓ * Kraken + ⅓ * Binance)

12月のアルトコイン四半期契約

原文:December Altcoin Quarterlies – BitMEX Blog

2018年9月21日、ADA, BCH, EOS, ETH, LTC, TRX, XRPのコントラクトが12月満期の四半期先物契約として再度上場されます。新しい四半期契約は以下のとおりです。

BitMEX Cardano / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (ADAZ18)
BitMEX Bitcoin Cash / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (BCHZ18)
BitMEX EOS Token / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (EOSZ18)
BitMEX Ether / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (ETHZ18)
BitMEX Litecoin / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (LTCZ18)
BitMEX TRON / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (TRXZ18)
BitMEX Ripple / Bitcoin 28 December 2018 futures contract (XRPZ18)

XBT/USDインデックス変更点のお知らせ

原文:XBT/USD Index Change Announcement – BitMEX Blog

クリプトトレーディング業界におけるマーケットリーダーとして、我々は常に新旧プロダクトの改善と革新の機会を伺ってきました。

XBT/USDプロダクトのトレーディングを更に堅牢なものとするため、BitMEX .BXBT IndexにKrakenのXBT/USD価格フィードを導入することお知らせ致します。

この変更は2018年9月16日12:00UTCより、XBTUSD Perpetual Swap、新しい先物商品、並びにオプション商品に適応されます。まだ決済されていない既存のXBT/USD先物商品には既存のインデックスが適応されます。

新しいインデックスの変更

・現在の.BXBTの構成

(0.5 * Bitstamp + 0.5 * Coinbase Pro)

・新しい.BXBTの構成

(⅓ * Bitstamp + ⅓ * Coinbase Pro + ⅓ * Kraken)

・影響を受けるプロダクト

Products Affected:
– XBTUSD
– XBT7D_D95
– XBT7D_U105
– XBTH19

古いインデックスの変更

新しいインデックス.XBTは古い.BXBTインデックス (0.5 * Bitstamp + 0.5 * Coinbase Pro)に基づいて作成されます。

この新しいインデックスは影響を受けるプロダクトの清算 (28 Dec 2018 12:00 UTC)の後に廃止されます。

・影響を受けるプロダクト

– XBTU18
– XBTZ18

ETHUSD 永久スワップ 2週間ごとの更新

原文:ETHUSD Perpetual Swap Two Week Update

BitMEX における当社の強みの一つは金融革新です。当社は、いかなる金融市場にとっても、実にユニークな商品となる XBTUSD 永久スワップを生み出しました。現在、XBTUSD は、流動性を10倍に高めた、世界で最も流動性の高い仮想通貨商品で、6つの仮想通貨市場に導入されています。この成功の背景には、BitMEX が、クアント・プライシング・モデルを使って、ビットコインをマージンにした永久スワップを、Ether / USD に対しても複製する方法を創造したということがあります。この商品が、ETHUSD 永久スワップです。この商品は、わずか2週間で、世界中で最も流動性の高いEther / USD (すなわち、米ドル相当) ペアとなり、ETH/USD 価格ペアに対するスペキュレーションやヘッジングにとって、非常に重要な金融商品であることが判明しました。BitMEX ETHUSD スワップは、直近の24時間で、800,000 ETH相当が取引されています。2番目に流動性が高い ETH/USD および ETH/USDT の市場である、 Bitfinex および Binanceにおける同期間中の取引量は、それぞれわずか500,000 ETH弱でした。この商品のプライシングや取引にまだ不安がある場合は、当社の先週のニュースレターで、ヘッジングおよびスペキュレーションにおいて実際に機能した複数の事例を紹介していますので、どうぞご覧ください。皆さんの理解の助けとなるよう、当社は、 計算するためのダウンロード可能なスプレッドシートも作成しました。

 

Ether 2桁のシットコイン

すべては20172月、タイの南方のビーチで始まりました。タイの国王が数ヶ月前に亡くなったため、パーティーのような雰囲気は自粛されていました。素晴らしい友達と最高のシットコイン・トレーダーの一人と共に、私たちは、パーティーを探しにビーチへと向かいました。当時、彼が抱えていたシットコインの大きなポジションのうちの一つは、PepeCash(ぺぺキャッシュ)でした。これはCypto Kittiesの前に出現したものです。内情に詳しい人にとっては、PepeCash は ブロックチェーン上に作り出されたレアペペ(rare pepeの一種です。次のキラーアプリであることは間違いありません。PepeCash は、スマートフォン上で操作することができるため、私の友人は常に市場を監視していました。私たちは、賑やかなパーティーを見つけることはできませんでしたが、特別なカクテルを見つけました。バーテンダーは、私たちがならず者ではないと見抜き、キッチンに戻って本物の酒を持ってきました。それから数時間以上、私たちは、何マイルも歩き、興味深い旅行者や現地の人たちと出会い、シットコインに関して徹底的に話し合いました。車でホテルへ帰る途中、おかしなことに気づきました。私たちを乗せたタクシードライバーが、「Pepe the Frog」 というロゴの入った運転手用の帽子をかぶっていたのです。私は目を疑い、友人の肘をつつき、彼も、運転手がPepeの帽子をかぶっていることを認めました。私の友人は、マーケットをチェックしようと、すぐにスマートフォンを取り出しました。マーケットの連中も、私たちと同じような経験をしていたのかもしれません。Pepe Cash は上昇していたため、彼はさらに買い足しました。私たちはお互いに顔を見合わせ、それが、2017年に何か特別なことが起るサインだと知りました。 実際に起ったことは、私たちの想像をはるかに超えるものでした。2017年に実際に利益を上げたのは、Ether保有者、シットコイン・プロジェクト、そしてプロモーターでした。尊敬を集めている仮想通貨の大半のヘッジファンドに対するシードキャピタルは、Ether(イーサー) およびトークンプロジェクトのポジションに対して生じた、莫大なリターンから生み出されました。うらやましく思った従来型のベンチャーキャピタルは、彼らもシットコインに賭けようと、ファンドの一部を、ぎこちなく設計されたヘッジファンドに移し替えました。みんなが同じディールに群がり、「儲けた!」と思いました。2017年中はこれでうまく行きました。今、Ether $200まで低下しています。トークンプロジェクトの中でうまくいったものでも、2017年の水準の半分にまで落ち込んでいます。最悪の場合は、ゼロをわずかに上回る水準です。このことから次のような疑問が生まれます。

  1. 2016年の未実現利益を実際に実現したファンドはあったのか?
  2. ベンチャーキャピタルからヘッジファンドに転向した運用者は、マーク・トゥ・マーケットの損失を心理的にうまく扱うことができるのか?
  3. いくつのトークンプロジェクトが、実際に調達した Ehter の大部分、またはヘッジされた部分を売ったのか?

 

大きな門から入り、小さな門から出ろ

アジア太平洋のトレーダーとしてあなたが最初に学ぶ事柄のうちの一つは、どうやってポジションからエグジットするかということの方が、どうやってエンターするかということよりも重要だということです。私の最初のトレーディングブックは、ベトナムの証券でした。私たちのデスクは、ベトナム株式のバスケットに対してUSD建ての証券を発行しました。2009年にベトナムの株式市場のことを「ミッキーマウス」と呼べば、褒め言葉になっていたことでしょう。なんといっても、同一の株式に対しては、1日に片道でしか取引することができませんでした。買ったら、その日は買い続けるしかなく、売ることはできませんでした。1日あたりの値動きが上下5%に制限されていました。ニュースのある株は、どれも前場ですぐに限度価格に達してしまいました。このため、ブローカーに注文をファックスで送らなければならず、できるだけ早く注文の列に並ぶようにしなければなりませんでした。残念ながら、時々、ブローカーの方が、先に行っていることがありました。なぜなら、彼らは、ある特定の株について、あなたが取引できるだけの量を持っていることを知っていたからです。上司は私に、マーケットを観察するよう促しました。マーケットの構造を考えると、私がポジションを取れば、しばらくの間、そのポジションに捕らわれることになります。そして、エグジットしたいと思ったときには、ロングまたはショートのポジションから抜け出すために、強気で売り、弱気で買わなければならなくなります。私がETFのマーケットメーカーになった頃は、例をいくつか挙げれば、インド、インドネシア、中国など、その他の「ミッキーマウス」市場で日常的に取引していました。これらのマーケットは、過去も今も、規制当局による急な判断で(しばしば一晩で)変動することがあります。これは、政治にコネクションのないトレーダーにとっては不利です。私は、ポジションからどうやったら抜け出せるか、ということを四六時中考えるようになりました。この癖は、仮想通貨市場において役立ちました。私の最初のボスは、すべてはトレーダーとしての私のミスだと教えてくれました。確かにコントロール不可能なことはたくさんありますが、そのような考え方で仕事に臨むのなら、コントロールできないことに含まれるすべてのリスクを定量化し、緩和するよう試みるでしょう。私の長くて退屈な話の要点は、大半のベンチャーキャピタルは、こうしたメンタリティーで投資を行っているわけではない、ということです。彼らの投資は流動性が低いため、幻想を抱かせ、驚くようなリターンをただ紙に書いて示すことで、報酬を得られるのです。セカンダリーマーケットにおける彼らの投資の検証だけが、次の資金調達手段ですが、これも友人を巻き込めば、いつでも簡単に値を上げることができます。ギブアンドテイクです。ベンチャーキャピタルの投資家は、客観的で、流動性のあるセカンダリー市場でのバリュエーションを提示することができるため、ブルマーケット(強気相場)でのイニシャル・コイン・オファリング(新規仮想通貨公開)を好みました。彼らは、2017年と2018年初めに、より大きなシットコイン・ファンドを募集するために、こうした驚くようなリターンを使いました。しかし、客観性と透明性は、シットコインのポートフォリオが、最低でも50%下落しているような状況では好ましくありません。ファンドのビンテージによっては上昇したかもしれませんが、大半の資金は、2017年下半期から2018年下半期にかけて調達され、投資されました。これが何を意味するかというと、最近投資をした人たちは、損失を被る可能性が最も高いということです。マーケットの予測のつかない変化に苦しんだことのない人たちは、損をする可能性が高いということです。マーケットの予測のつかない変化に苦しんだことのないベンチャーキャピタルの投資家は、数日後に1から100ビットコインまで上がると考える初心者と同じくらい青い(新米な)のです。彼らには、さらに損失が膨らんだり、倒産したりするのを防ぎ、たとえ損をしてでも、いつか押し目で買うチャンスを利用するために、ポジションを切り捨てるというメンタルな強さがないのです。さらに重要なことに、リミテッド・パートナーたちは、特定のトークンに対する客観的な直近の価格を見ることができるので、騙されません。彼らは、結果論から色々と言おうとしますが、それはベンチャーキャピタルの投資家の不安を増幅させるだけです。ある時点で、彼らは「損切り」に走り、投げ売りできるものは皆処分します。今、Etherは、3桁から2桁のシットコインになろうとしています。

 

集中リスク

SAFTやその他のプライベート・トークンがモンスターのようになる前は、大半のマネーは、リテールのトークン投資家から集められていました。今では、プロジェクトが業務停止になるのを恐れて、たいていは適格な投資家しか受け入れません。適格な投資家は、その富と豊富な手段により、新たなテクノロジーのプロジェクトに入る手段を常に持ち合わせていました。こうした投資家たちは、非常に集中しています。業界のやり方に同意するすべてのプロジェクトに100万ドルから500万ドルを投資できるファンドの数は限られています。しかし、これらの門番が、機関投資家という大海原をコントロールしているのです。ソフトバンクの「ビジョンファンド」は1,000億ドルです。ですから、より幅広い投資家から金を集めるどころか、大金を調達するプロジェクトのトークン保有者の数は、2017年半ばに急激に減少し始めました。清算優先権は、プライスカーブに沿って分散した状態から、非常に集中した状態へと移行しました。すべてのベンチャーキャピタルは、同じ資本プールを取り合います。これらの資本プールは皆、同じ学校、同じ金融資格試験を合格したプロを雇います。だから、みんな同時に売ったり買ったりするのです。マネーマネジメントにおける最も大きなリスクは、キャリアリスクです。ほかの人と一緒に損をした方が、ひとりで損をするより良いのです。ひとりで損をすると、自分の仕事を犠牲にすることになります。熟練者に必要とされるスキルに対して、金融機関ほどの報酬を払ってくれる職業はほかにありません。私の友人のうちの一人が、Excelのスプレッドシートで sumproduct 関数を使ってETFNAVの計算ができるから、自分は能力があるのだと主張しようとしていたことを思い出します。こういう人には「#思い込みが激しい人」というハッシュタグを付けたいくらいです。ベンチャーキャピタルのトークンへの投資家たちは、皆同時に売却の決断をするでしょう。売らずにそのままマーケットが下がり続けたら、あなたは仕事を失います。だから皆が同時に売りに走るのです。でも、そんなにいっぺんに売りに出されたものを、一度に平らげられる人がどこにいますか? リテールは無理でしょう。機関投資家から資金流入がなければ、そんなに取引が大きくなることはあり得ません。だから、私たちはgapを下げるのです。まずはトークン、そして本丸のEtherに対してです。どこが天井なのか、私には分かりませんが、後になってみれば、いつ売りに転じたのかは明らかでしょう。持続可能なトークンエコノミーが存在すると信じる人たちはいます。しかし彼らは、これらの水準では買おうとしないでしょう。100ドルを下回れば、2017年の春の水準にまで戻るということです。そこまで下がれば、食べ頃です。

 

 

ビットコイン$5,000 が現時点での底値

原文:$5,000 Bitcoin, A Local Bottom

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビットコインは、これまでの最高値である$20,000 から 70%近く低下しています。ベアマーケット(弱気市場)です。どこがボトムなのか、そして、それはいつなのか?私の予想では、2015年のベアマーケットと同様、平均的なマイナーがASIGを停止したときがその地域のボトム価格になるでしょう。直近のベアマーケットのレンジは $200 – $250 でした。価格の低下に伴い、注目を浴びていた様々なマイナーが沈んでいきました。KnC Spondoolies のふたつが犠牲になりました。最も驚いたのは、20153月に、この難しい局面が、実際に和らいだことです。価格が上昇する7カ月前のことでしたが、これは、マイナーが被った痛手の規模を示しています。今、SEC公認のETFが我々を救うというような前向きな材料がないとすると、どこが底なのでしょうか? 私は、マイナーが彼らのマシンを停止し始めるときが重要なポイントだと思います。だとすると、ビットコインの限界費用はいくらなのでしょうか? 数日前、私は、世界最大のマイニング施設のオペレーターの一人と話をしました。彼は、中国のマイナーの平均的な電気代は、すべて込み込みで1キロワットアワーあたり6 から 7 セントだと教えてくれました。この水準では、価格がおおよそ $5,000になると、マイナーたちはオペレーションを変更し、マシンをより安い地域に移動することを検討し始めるだろう、と彼は予測しました。$3,000 から $4,000 になれば、これらのマイナーたちは、完全にマシンをシャットダウンし始めるでしょう。しかし、これらのおおまかな予想は、7nmのチップスを使っているマイナーが、あまり効率的に働かないか、2019年まで売られないことを前提としています。BitmainDragonmintGMO は皆、先を争ってこうしたマイナーを構築しようとしています。7nm のマイナーをマーケットに持ち込むことに成功した企業は、間違いなく、平均的なマイニングファームの限界費用を下げることになります。そして、比較的古い世代のマイニング機を駆逐することになるでしょう。価格がハッシュレートを先導し、最終的なブレークイーブン水準の確認は、難局が実際に和らぐかどうかです。それには、ハッシュレートが下落するほど弱気相場が続き、十分な数のマイナーがシャットダウンする必要があるでしょう。

 

時期不明なIPOはいつなのか

皆が、BitmainIPOについて話しています。すでに企業の士気を高める初期段階を過ぎたのなら、上場企業を経営することが次善の策になります。なぜ企業の株式を公開するかというと、長期的な投資家、従業員、経営陣にとって、企業を何倍もの値段で売ることができるからです。企業は、事業拡大を支えるための多額の資本を調達するためにもIPOを行います。上場企業になれば、経営に対する精査は決して終わることなく続きます。間違ったことを言えば、何年も刑務所にいられる可能性があります。あのフェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグが、好き好んで、何も知らない連邦議会議員や女性たちに、人前でこきおろされたいと思いますか? テスラ社が、もともと公開市場で株式を売ることによって多額の資金を調達する必要がなかったのなら、CEOであるイーロンは、きっと未公開会社のままにしていたでしょう。Bitmain は、最も価値のある、また最も儲けの出ている仮想通貨会社です。公表された数字が真実だとすれば、2017年には20億ドル以上の利益を生み出したことになります。ほかのメーカーとは異なり、Bitmainのクライアントは注文を前払いします。販売前の唯一の支出は、彼らの主要な半導体を伴ったチップに対する頭金です。Bitmain は、ドル箱事業を持っていますが、今はIPOをやりたいのです。同社は、ビジネスを拡大するために資金調達が必要なわけではありません。研究開発のためのキャッシュフローは潤沢です。彼らはすでに最大のマーケットシェアを保有しているので、値段を下げることにより、流通チャネルを掌握する必要もありません。唯一の結論は、彼らは、マイニングの中期的な利益は急激に低下する、と考えているということです。Bitmainは、AIチップの成長戦略を売りにしていますが、本当のところは、徹頭徹尾、仮想通貨会社なのです。仮想通貨会社は、ほかの比較可能な業界の似たような会社に比べて、非常に割安な株価収益率で取引されています。私は、今年、Poloniex Bitstampを売った仮想通貨取引所は、株価収益率4倍から6倍で取引したとみています。(Bistampの売却はまだ確認されていませんが、あらゆる仮想通貨のニュースが、2018年初めに売却された可能性が高いと報じました。)ICECMEなどの公開取引所は、20倍から30倍の株価収益率で取引しています。仮想通貨市場が、2017年第4四半期のように大規模なブルマーケット(強気市場)なら、公開市場に資金が流入するかもしれませんが、ビットコインが70%も低下しているときにそういうことはありません。さらに、Bitmainは、マイニングの収益性が劇的に落ち込む前に、マーケットの天井をつかもうとしているのだと予想されます。マネージメントは、価格は持続的に低下して、$5,000かそれを下回るところまで行く可能性が高いという見方をしています。この値段では、彼らの目玉商品S9マイナーの売上は低下するでしょう。彼らはIPOによって利益を実現することができますし、ベアマーケットである間にキャッシュリッチでいられます。この軍資金で、比較的金銭的にゆとりのないライバル企業のうちのいくつかを買収することができます。市場が反転したとき、彼らは、誰もライバルのいない有利なポジションにいることでしょう。

 

上方リスク – SEC 公認の ETF

9月末に、SECは、多くのETF出願に対してルールを課すでしょう。彼らは、よくあるプレッシャーに屈服するのでしょうか? 仮想通貨は、70%下落しているときでさえ、ほかのアセットクラスより、はるかにエキサイティングです。取引所、アセットマネジャー、投資銀行などはすべて、入りたがっています。唯一の抑制要因は規制当局です。Kストリートのロビイストたちと共に、米国議会の議員たちを説得すれば、どんな理不尽な要求も通すことができます。仮想通貨のロビーが、SECに勝ち、ETFが承認されれば、ショートスクィーズの源となるすべての動きに警戒してください。 

予定されているダウンタイムのお知らせ(8月22日日本時間10時)

原文:Scheduled Downtime: Weds, Aug 22 01:00 UTC

8月22日水曜日01:00 UTC(日本時間午前10時)より、BitMEXはエンジンパフォーマンス向上の為のメンテナンスを行います。このメンテナンスでは取引が実行されるマシンの物理的な乗り換えが必要になるため、一時的なダウンタイムが発生します。

取引は01:00 UTC(日本時間午前10時)に停止し、その後ウェブサイトはメンテナンスモードに入ります。メンテナンスに必要となる時間は30分を見込んでおり、Twitterにてアップデートを共有します。

なぜクアントなのか?

著者 – Arthur Hayes

米ドルは、世界最大のシットコインです。しかし、すべての資産は対USD(米ドル)で値付けされています。仮想通貨が影響を受けないわけではありません。仮想資産の世界では、Bitcoin(ビットコイン)/USDが最も重要なクロスです。 

アルトコイン(altcoin: Bitcoin以外の仮想通貨)の世界でも、最も活発なクロスは対USDです。当社のインバース型のデリバティブを、アルトコイン/USD クロスに対して複製するためには、問題となっているアルトコインを担保として受け入れる必要があります。BitMEX が受け入れることのできたアルトコインのうち、次の候補として上がるのはEtherです。しかし、当社のマルチシグ・セキュリティ・プロセスに適合させるには、当社が、Ethereum(イーサリアム)のマルチシグ・スマート契約を利用またはコード化する必要があります。

残念なことに、人気の高い Ethereum のマルチシグ・スマート契約は様々なかたちで悪用されているため、当社は、 Ether を決して安心して保管することができないと考えました。仮想通貨取引プラットフォームを運用する上でこれ以上ないほど重要な法則は、仮想通貨を失ってはならない、というものです。当社は、リスクを制限するためにできることは、何でもしなければなりません。したがって、現状で、Ether を担保として受け入れることは、得策とは言えません。

これらの制約を考慮すると、Ether をマージンとしたインバースEHTUSD契約をローンチすることはできません。インバース型契約では、マージンおよび損益通貨が自国通貨(ETH)建てで表示され、クォート通貨が外国通貨(USD)建てで表示され、契約価値が外国通貨(USD)の額面価額です。

インバース契約の例: XBTUSD スワップ

マージン通貨: XBT (ビットコイン)
クォート通貨: USD
契約価値: $1

ビットコインがマージン通貨および損益通貨として使われているETH/USDのリスクをオファーするためには、クアント・デリバティブ・タイプが必要です

Wikipediaより:

クアントは、デリバティブの一種で、原資産価格はある通貨建てで表示されるものの、その金融商品自体は、別の通貨の何らかのレートで清算される。このような金融商品は、外国資産のエクスポージャーは保有したいが、それに付随する交換レートリスクは負いたくないとするスペキュレーターや投資家にとっては魅力的である。

クアントは、原資産との関係において非直線的に動くことができるエキゾチック・デリバティブです。しかし、流動性を求めるスペキュレーターおよびヘッジャーにとっては非常に有益で、この場合、彼らが安心できる通貨建てでマージンを設定することができます。私がデルタ・ワンのトレーダーだった頃、外国人による取引を制限している国(例:インドおよび台湾)で現地通貨の先物取引を行うために、私たちは日常的にUSDのクアント・デリバティブ取引を行っていました。

最近ローンチされた BitMEX ETHUSD 永久スワップは、クアント・デリバティブです。この契約は、1USDにつき0.000001 XBT を支払います。これは、ビットコインのマルチプライアーが、ETHの米ドル建て額面価格にかかわらず、常に一定であることを意味します。これは、スペキュレーターにとって素晴らしいことで、ビットコインのリターンは、ETHUSDの価格と直線的に連動して変化します。ETH/USDクロスをヘッジするためにこの契約を使う人やマーケットメーカーにとっては、これは若干扱いにくいものとなります。ヘッジングとマーケットメイキングの仕組みについては、このニュースレターで後述します。

クアント事例を扱ったスプレッドシート

当社は、ユーザーがダウンロードして、以下の事例のうちのいくつかに取り組めるよう、スプレッドシートを作成しました。こちらからアクセスできます。

スペキュレーターのためのクアント

スペキュレーターは、リスクに対してエクスポージャーを取ることに関心があります。安く出たり入ったりできれば、どのような方法でエクスポージャーを取るかは二の次です。BitMEX が、クアントを使ったビットコインのデリバティブのために流動性のあるマーケットを作り出すことができれば、スペキュレーターたちが押し寄せることでしょう。

「なぜクアントなのか?」ですでに説明したように、BitMEX ETH/USDのリスクをオファーするためには、ビットコインにクアントを取り入れなければなりません。ここでは、スペキュレーターが関心を持っているコンセプトについて見ていきましょう。

以下のすべての事例において、次の前提を使います。

契約: ETHUSD

マルチプライアー: 1 USDあたり0.000001 XBT

契約数: 10,000

コントラクトバリュー(契約価値)

スペキュレーターにとって最も重要な側面は、契約のペイオフ機能です。当社はETH/USDの価格に対してリスクを取っているため、理想的には、契約のビットコインバリューが、ETH/USDの価格と直線的に連動して上昇および下落しなければなりません。

私は、スペキュレーターは、ビットコイン(XBT)建てで自分たちの利益を表示していると想定しています。したがって、特定の ETH/USD 価格におけるUSD建てでのビットコインのバリューは、関係ありません。端的に言えば、スペキュレーターは、より多くのビットコインを稼ぐために、ビットコインをマージンとして利用したいのです。

上の図は、あらゆるETHUSDのバリューで、そのポジションのXBTバリューが直線的に変化することを示しています。これこそが、スペキュレーターが望んでいることなのです。

XBT バリュー = ETHUSD 価格 * マルチプライアー * 契約数

マージンの計算

ビットコインのマージンはどうやって計算するのでしょう? ETHUSD取引のイニシャルマージンは2%、すなわちレバレッジは50倍です。

イニシャルマージン (IM) = 2% * XBT バリュー

ETHUSDの価格$500で取引を始める場合、下記がイニシャルマージン必要額になります。

イニシャルマージン(IM = 2% * $500 * 0.000001 XBT * 10,000 = 0.10 XBT

次に考慮すべき重要な事柄は、あなたの清算価格がいくらになるかということです。これは、メンテナンスマージンによって決定されます。ETHUSD契約のメンテナンスマージンは、1%です。ETH/USDの原資産スポット価格が1%下落すると、あなたは清算させられます。

損益(PNL)計算

 

損益は、ビットコイン建てで表示されます。損益は、ビットコイン建てにおいて、ETHUSDの価格に直線的に連動します。この契約が1%上昇すれば、あなたのビットコインの損益も1%上昇することになります。上のグラフは、そのことを示しています。

XBT の損益 = (ETHUSD エグジット価格 – ETHUSD エントリー価格) * マルチプライアー * 契約数

上の例で、ETHUSD 価格が $500 から $600 に動いた場合、XBT の損益は次のようになります。

XBT 損益 = ($600 – $500) * 0.000001 XBT * 10,000 = 1 XBT

契約数

ビットコインのエクスポージャーを正確に知るには、少し数学が必要になります。

次の式は、いくつ契約を取れば、理想的なビットコイン想定元本に等しくなるかを計算する方法を示したものです。

契約数 = XBT 想定元本 / [ ETHUSD 価格 * マルチプライアー ]

100 XBT のリスクを取りたい場合、ETHUSD 契約をいくつ取引すればよいのかは、次の式で計算できます。

契約数 = 100 XBT / [ $500 * 0.000001 XBT ] = 200,000 契約

クアント構造は、ビットコインをベースにしたスペキュレーターの希望を満たします。スペキュレーターが関心を寄せる主な要素は、すべてが、ETH/USD価格に直線的に連動することです。その取引に流動性があれば、対原資産で、契約が相対的に高いか安いかは、主な関心事ではありません。

契約がプレミアムであるか、ディスカウントであるかを決定する要因は、後続の要素の中に見出されます。第一原則から、これらの事柄は、クアント・デリバティブのヘッジ方法に大きく左右されます。契約をヘッジするのは、非直線的効果が問題である場合です。

クアント永久スワップのヘッジ

クアント永久スワップのヘッジは、一筋縄ではいきません。2つの仮想資産の間の相関リスクという追加的要素が、物事を複雑にしています。これを第一原則から説明し、その後、より一般的な式を提示します。

前提:

シンボル: ETHUSD

マルチプライアー: 0.000001 XBT

ETHUSD 価格: $500

.BETH (ETH/USD スポット指数): $500

.BXBT (XBT/USD スポット指数): $10,000

シナリオ 1 – ETHUSDのショートとヘッジ

あなたは、ETHUSD100,000 契約します。

まず、あなたの通貨エクスポージャーを計算しましょう。

XBT バリュー = $500 * 0.000001 XBT * -100,000 = -50 XBT

ETH バリュー = XBT バリュー / [ .BETH / .BXBT ] = -1,000 ETH

次に、あなたのETH/USDのエクスポージャーを、1,000 ETHをスポット価格で購入することによりヘッジします。あなたの購入価格は、現在の .BETH 指数価格に一致させることができるとします。

あなたは、原資産通貨のエクスポージャーをヘッジしました。この時点で、あなたのエクスポージャーは完全にヘッジされます。しかし、ETHUSDの価格が変化するにつれ、あなたのETHUSDの損益はXBT建てになり、ETHのヘッジの損益はUSD建てになります。

2つの極端な例を見てみましょう。

1: .BETH が上昇し、.BXBT が下落する

.BETH ETHUSD $750まで上昇する

.BXBT $5,000まで下落する

ETHUSD 損益 = (ETHUSD エグジット価格 – ETHUSD エントリー価格) * マルチプライアー * 契約数 = -25 XBT, USD バリュー -$125,000

ETH スポット USD 損益 = (.BETH エグジット価格 – .BETH エントリー価格) * ETH= $250,000

ネット USD 損益 = USD建てのETHUSD XBT 損益 + ETH スポット USD 損益 = +$125,000

この例では、XBTUSDバリューとETHの間の相関は、-1です。それらは、完全に負の相関関係で動いたため、あなたに利益が発生しました。

2: .BETH 上昇し、.BXBT も上昇する

.BETH ETHUSD $750まで上昇する

.BXBT $15,000まで上昇する

ETHUSD 損益 = -25 XBT, USD バリュー -$375,000

ETH スポット USD 損益 = $250,000

ネット USD 損益 = -$125,000

この例では、XBTUSDバリューとETHの間の相関は、+1です。それらは、完全に正の相関関係で動いたため、あなたに損失が発生しました。

この ETHUSD のショートポジション + ヘッジ では、相関が低下すると利益が生じ、相関が高まると損失が生じました。ETHUSD .BETHベーシスがフラットなため、エントリー価格は、2つの仮想通貨間で相関はないと仮定されます。

シナリオ 2: ETHUSD のロングとヘッジ

あなたは、ETHUSD100,000契約しました。

まず、あなたの通貨エクスポージャーを計算してみましょう。

XBT バリュー = $500 * 0.000001 XBT * 100,000 = 50 XBT

ETH バリュー = XBT バリュー / [ .BETH / .BXBT ] = 1,000 ETH

次に、あなたの ETH/USD エクスポージャーを、 1,000 ETH をスポット価格でショートすることによりヘッジします。現在の.BETH 指数価格とあなたの購入額を一致させることができるとすると、このショート売りに対してETHを借りるコストは発生しません。

あなたは、原資産通貨のエクスポージャーをヘッジしました。この時点で、あなたのエクスポージャーは、完全にヘッジされています。しかし、ETHUSDの価格が変化するにつれ、あなたのETHUSDに対する損益はXBT建てになり、ETHヘッジはUSD建てになります。

2つの極端な例を見てみましょう。

1: .BETH 上昇し、.BXBT は下落する

.BETH ETHUSD $750まで上昇する

.BXBT $5,000まで下落する

ETHUSD 損益  = 25 XBT, USD バリュー $125,000

ETH スポット USD 損益 = -$250,000

ネット USD 損益 = -$125,000

この例では、XBTUSDバリューとETHの間の相関が、-1です。これらは、完全に負の相関関係で動いたため、あなたに損失が発生しました。

2: .BETH 上昇し、.BXBT も上昇する

.BETH ETHUSD $750まで上昇する

.BXBT $15,000まで上昇する

ETHUSD 損益 = 25 XBT, USD バリュー $375,000

ETH スポット USD 損益 = -$250,000

ネット USD 損益 = $125,000

この例で、XBTUSDバリューとETHの相関は、+1です。これらは、完全に正の相関関係で動いたため、あなたに利益が発生しました。

ETHUSD のショートポジション + ヘッジは、相関が高まると利益が発生し、相関が低下すると損失が発生しました。ETHUSD . .BETH ベーシスがフラットなため、エントリー価格は2つの仮想通貨間の相関がゼロだと仮定されます。

下の表は、2つのシナリオをまとめたものです。

対象期間

XBTETHの相関は、静的ではありません。ヘッジされたスワップポジションを長く保有すればするほど、直近の状況に基づいて期待される相関関係が変化する可能性は高まります。

先物取引とは異なり、ETHUSD スワップには満期がありません。このため、あなたのクアントリスクは、あなたが対象とする期間によって決まります。急速に出たり入ったりするマーケットメーカーにとって、クアントの効果は取るに足らないものです。資金調達を行うために期間を延長してポジションを保有するキャッシュおよびキャリーのマーケットメーカーにとって、クアント効果は彼らの損益を破壊するほどのものです。

共分散

多くのマーケットメーカーは、相関リスクをヘッジされないままにしておくことに満足しないでしょう。彼らは、BitMEXとポートフォリオのスポットレッグに対する損益を常にヘッジするでしょう。XBTETHのボラティリティ、そしてそれらの相関関係によっては、損益をヘッジすることがあなたの全体的な損益にとってプラスに働くかマイナスに働くかを決定するのは、共分散です。どちらの資産のボラティリティも高く、相関があなたにとって望ましい範囲を出たり入ったりしている場合は、損益をヘッジすることによって、あなたの損益は増幅されます。

我々は、未知の領域に突入しています。私は、数ヶ月後に、過去のデータを見直し、ファンディングのうちどの程度が、クアントリスク下でのマーケットメーカーのプライシングによるものなのか、またどの程度がETHUSDの間の金利差によるものなのかを計算してみます。

2018年8月4日のダウンタイムについて

本日、2018年8月4日14:29から15:26 UTCにかけて、BitMEX.comならびにBitMEX APIへのアクセスに著しい障害がありました。

負荷の急上昇によりレート制限やセッションに使用される重要な内部システムに過負荷が発生し、システム内においてデータが通常より頻繁に再計算され、負荷が悪化するフィードバックループが発生しました。

フィードバックループは修正され、システムは正常に戻りました。 BitMEXのエンジニアは、これらのシステムを完全に分離するように取り組んでいます。そのため、これらの重要でないオペレーションは、重要な取引リクエストとログインの処理時間に影響を与えません。

今回の混乱においてご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。 BitMEXのエンジニアはフィードバックループの原因を解消しており、このような出来事が再び発生しないように、これらの重要なシステムを分離するために週末に取り組んでいます。