システム過剰負荷に対する規約更新

※このエントリーは2017年12月3日に英語でアップされた記事の翻訳です。

BitMEXは現在、ビットコインの価格変動による過去最大のシステム負荷を経験しています。我々のシステムエンジンチームは、パフォーマンス改善のためフルタイムで取り組んでおり、金曜までに20%のパフォーマンス改善を達成し、さらに改善を続ける予定です。BitMEXは取引エンジンが常に精確であることと、リアルタイムで精確であることへの監査に対して専心しています。BitMEXでのポジションと注文は、始まりから終わりまで常に首尾一貫し狂いのないものです。

残念なことに、システム負荷が急に上がった場合、我々は好ましいレスポンスタイムを維持しながらすべての注文に応じることができません。11月の始めに、我々は取引エンジンがリクエストを処理するための順番待ちの最大数に上限を設定しました。そのため、この順番待ちの数が少なくなるまで新しい注文が拒否されます。多くの方はすでに”システム過剰負荷(System Overload もしくは Load Shedding)”というメッセージで経験しています。

トレーダーの便益のため、次のタイプのリクエストはシステム過剰負荷時にも拒否の対象とならないことに致しました:

ポジションから証拠金を加算する/取り除く、もしくはレバレッジの調整

注文のキャンセル

・ポジションテーブルのクローズボタンを使用しての成行または指値でのポジションのクローズ

これはAPIユーザーには”Close”execInstに当たります。

この制限解除は大口でない注文のみに適用されます。

新しい注文と注文修正はまだ過剰負荷時に拒否の対象となっています。状況を改善した場合、お知らせいたします。