BitMEXインデックス保護ルール更新:インデックス構成要素の再導入

原文: BitMEX Index Protection Rules Update: Index Constituent Reintroduction

本日(8 月 14 日)04:00:00 UTC より、3 つ以上の構成銘柄を持つインデックスにおけるインデックス保護ルールを更新し、インデックス構成銘柄の再導入方法を追加しました。 

価格乖離によりインデックスから除外された構成銘柄は、その価格が以下のしきい値のいずれかの範囲内で15分間継続した後、監視され、自動的にインデックスに再導入されます。

  • 残りのアクティブな構成銘柄の価格の中央値の2%以内であり、
    • 2つ以上のアクティブな構成要素が残っている場合;または
    • アクティブな構成要素が1つあり、インデックス価格が最後に計算されたインデックス価格でない場合。
  • インデックス価格の25%以内であり、
    • アクティブな構成要素が1つあり、インデックス価格が最後に計算されたインデックス価格である場合;または
    • アクティブな構成要素が残っていない場合。

ここでは、それがどのように動作するかの例を示します。
3つの構成要素(A, B, C)を持つインデックスの場合、A, B, Cの取引所の初期価格が100であるとします。

時間

価格 (A)

価格 (B)

価格 (C)

アクティブ

コメント

14:59:55

100

100

100

A,B,C

インデックスには3つの構成要素があります。

15:00:00

150

100

100

B,C

Aは中央値(100)から25%以上乖離しているため除外されます。

15:20:00

122

120

120

B,C

Aは除外後に初めてBとCの中央値の2%以内になります。

15:35:00

130

131

129

B,C

Aは過去15分間、BとCの中央値の2%以内に収まっています。

15:35:05

131

131

129

A,B,C

Aは過去15分間、BとCの中央値の2%以内であった後に再導入されます。

15:35:10

140

138

139

A,B,C

インデックスには3つの構成要素があります。

BitMEXインデックスのウェブページのインデックス保護ルール4を参照してください。

その他ご不明な点がございましたら、サポートまでお問い合わせください。