2019年5月28日のMIT Digital Currency initiativeへの寄付の発表に続き、Bitcoin Coreのコントリビューター、Michael Ford(fanquakeとしても知られています)氏への6万米ドルの助成金の授与を発表できることを嬉しく思います。Michael氏は2012年からBitcoinに貢献しており、最近ではBitcoin Coreソフトウェアプロジェクトのメンテナンスを行うリストに加えられました。
HDR Global Trading Limited(BitMEX暗号通貨取引プラットフォームを所有および運営する法人)は、Bitcoinの堅牢性、拡張性、プライバシーの向上を目的として、Bitcoinの開発とエンジニアリングを支援しています。この助成金は非独占的であり、Michael氏にBitcoin Coreの開発を依頼しています。当社は、彼がBitcoin Coreのメンテナンスを担当する間、彼の最初のファイナンシャルサポーターになったことを嬉しく思います。
HDR Global Trading LimitedのCTO兼共同設立者であるSam Reedは、この助成金について次のように述べています。
HDR Global Trading Limitedは、暗号通貨分野の他の企業と同じく、Bitcoinの使命と理想に捧げられた(ほとんどボランティアの)プログラマーたちの作業に大きく依存しています。この仕事は難しく、過酷で、そしてしばしば感謝をされず報われないものです。当社は、自分たちのビジネスモデルの元になっている、自分たちが恩恵を受けているプロジェクトに恩返しするのは、営利企業としての義務だと考えています。オペレーティングシステムからウェブサーバ、運用ツール、そしてBitcoinに至るまで、何百万というOSSの熱心な開発者たちが力を注いでいなければ、BitMEX取引プラットフォームは構築できなかったでしょう。当社はこれらを忘れることはありません。したがって、HDRでは、いかなる条件も付加されず提供される今回の助成金は、ビットコインやその他のOSSプロジェクトを万人のために強化するという継続的な取り組みのごく一部にすぎないと考えています。