2020年4月17日 日本時間 10:00 に、BitMEXはXBTシリーズとETHシリーズの最小維持証拠金を試用期間の間、引き下げます。 最小当初証拠金は変更されません。
これらの変更は、より良い取引体験を提供するためにプラットフォームを微調整し、ユーザーのフィードバックを反映させるための継続的な取り組みの一環です。 この試用期間の終了は、1週間前にお知らせします。
影響を受ける契約とその最小証拠金は以下の表に示されています。
契約* | 最小維持証拠金(現在) | 最小維持証拠金(4月17日以降) | 最小当初証拠金(現在) | 最小当初証拠金(4月17日以降) |
XBTUSD | 0.50% | 0.45% | 1.00% | 1.00% |
XBTM20 | 0.50% | 0.45% | 1.00% | 1.00% |
XBTU20 | 0.50% | 0.45% | 1.00% | 1.00% |
ETHUSD | 1.00% | 0.90% | 2.00% | 2.00% |
ETHM20 | 1.00% | 0.90% | 2.00% | 2.00% |
*リンク先の情報は新しい証拠金制度が開始された時点で更新されます。
今回の変更による影響(XBT、ETHシリーズの場合)
最小リスク制限(XBTUSDの場合は200XBT以下、その他の契約の場合は50XBT以下)対象のトレーダー様に対しては以下の影響がございます。
- 当初証拠金の必要条件は変わらないので、破産価格や最大レバレッジは変わりません。
- 必要な維持証拠金が減少するため、清算価格は破産価格に近づき、清算時に失われる維持証拠金の額は減少します。
- 当初証拠金と維持証拠金の差が大きくなるため、清算価格は平均参入価格からさらに遠ざかることになります。
最小リスク制限(XBTUSDの場合は200XBT以上、その他の契約の場合は50XBT以上)を超えるトレーダー様に対しては以下の影響がございます。
- 必要な当初証拠金(当初証拠金=最小当初証拠金+ステップ×最小維持証拠金)が減少するため、破産価格が平均参入価格に近づき、利用可能な最大レバレッジが増加します。
- 必要な維持証拠金が減少するため、清算価格が破産価格に近づき、清算時に失われる維持証拠金が減少します。
- 当初証拠金と維持証拠金の差が拡大し、清算価格は平均参入価格から遠ざかります。
絶対資金調達率の上限は、75% x (当初証拠金-維持証拠金)の定義に応じて変更されることに注意してください。従いまして、XBTUSDでは 0.4125 %、ETHUSD では 0.825 %となります。
各資金調達の間における資金調達率変動の上限(維持証拠金の75%)も、XBTUSDでは0.3375%、ETHUSDでは0.675%に減少します。
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