最小維持証拠金の引き下げ – XBT・ETHシリーズ – 2020年7月29日

原文: Reduction in Base Maintenance Margin – XBT and ETH Series – 29 July 2020

2020年7月29日11:00:00 (日本時間)に、当社は継続的な試験期間の一環として、XBTシリーズおよびETHシリーズ製品の最小維持証拠金要件を引き下げます。  最小当初証拠金要件は変更されません。当社製品の現在の最小維持証拠金要件はこちらをご覧ください。

今回の変更は、2020年4月以降で3回目の最小維持証拠金の引き下げであり、プラットフォームを微調整し、より良い取引体験を提供するための継続的な取り組みの一環です。以前の最小維持証拠金の引き下げに対するユーザーからの好意的なフィードバックを反映した形になります。この試用期間の終了は、1週間後にお知らせします。

影響を受ける契約とその最小維持証拠金の要件は、以下の表に示されています。

契約*

現在の最小維持証拠金

7月29日以降の最小維持証拠金

現在の最小当初 当初証拠金

7月29日以降の最小当初証拠金

XBTUSD

0.40%

0.35%

1.00%

1.00%

XBTU20

0.40%

0.35%

1.00%

1.00%

XBTZ20

0.40%

0.35%

1.00%

1.00%

ETHUSD

0.80%

0.70%

2.00%

2.00%

ETHUSDU20

0.80%

0.70%

2.00%

2.00%

ETHU20

0.80%

0.70%

2.00%

2.00%

*リンク先の詳細は、新しい証拠金要件が適用された時点で更新されます。

今回の変更による影響(XBT、ETHシリーズ)

リスク制限内のトレーダーの場合(XBTUSDの場合は200XBT以下、その他の契約の場合は50XBT以下)

  • 当初証拠金の要件は変わらないため、破産価格は変わらず、利用可能な最大レバレッジは変わりません。
  • 維持証拠金要件が減少するため、清算価格は破産価格に近づき、清算時に失われる維持証拠金は減少します。
  • 当初証拠金と維持証拠金の差が大きくなるため、清算価格は平均参入価格から遠ざかることになります。

リスク制限を超えるトレーダーの場合(XBTUSDの場合200XBT以上、その他の契約の場合は50XBT以上)

  • 当初証拠金(当初証拠金=最小当初証拠金+ステップ×最小維持証拠金)が減少するため、破産価格は平均参入価格に近づき、利用可能な最大レバレッジは増加します。
  • 維持証拠金要件が減少することにより、清算価格が破産価格に近づき、清算時に失われる維持証拠金が減少します。
  • 当初証拠金と維持証拠金の差が大きくなるため、清算価格は平均参入価格から遠ざかることになります。

なお、資金調達率の上限の絶対値は、75%×(当初証拠金-維持証拠金)と定義されていますので、それに応じて変化します。また、資金調達インターバル間での資金調達金利の変動の上限(維持証拠金の75%)も縮小されます。これらの定義の詳細については、無期限契約ガイドを参照ください。

契約

旧.資金調達率上限

新.資金調達率上限

旧.資金調達率の差の上限

新.資金調達率の差の上限

XBTUSD

0.45%

0.4875%

0.30%

0.2625%

ETHUSD

0.90%

0.9750%

0.60%

0.5250%

ご不明な点がございましたら、サポートまでお問い合わせください。