4月2日のXBTU19およびETHM19におけるレバレッジ自動解消の発生について

2019年4月2日04:44:34 UTCから05:22:08 UTC(日本時間 同日13:44:34から14:22:08)の間に、XBTU19およびETHM19のマーク価格の急激な価格変動のため、200未満の数のポジションにおいてレバレッジ自動解消が発生しました。

これらのレバレッジ自動解消の時点で、これらの契約に割り当てられた保険基金はごくわずかでした。保険基金は、いくつの清算が該当の契約に寄与しているかに応じて、各契約に個別に割り当てられます。(参照:システムの損益 )有効期限が切れた契約の場合、BitMEXはこれらの契約に割り当てられた保険基金を、次の期近物の契約に繰り越しするためのプロセスがあります。2019年3月29日の満了にて、このプロセスは失敗し、期近物の契約はそれらの再割り当てを受けず、資金は未割り当てのままでした。その結果、これらの影響を受けた契約内の大規模な清算により、一握りのユーザ様がレバレッジ自動解消されました。

BitMEXは、レバレッジ自動解消の報告を受け取り、通常より高い割合のレバレッジ自動解消に気づき、その時点で問題を調査しました。根本的な原因を特定し、割り当てを修正し、再割り当ての失敗によって内部的に自動的にフラグが立つようにする対応をしました。

影響を受けたユーザ様に対して、BitMEXは直接連絡を取り、状況を説明し補償をお伝え致します。これらのレバレッジ自動解消事象の期間にわたって得られる可能性のあった最大の潜在的利益に基づいて、ユーザ様に補償をお支払しました。 BitMEXは、これらのユーザ様の各契約で最も有利な価格でポジション解消をしています。XBTU19では5,079.5にてロング、ETHM19では0.03103にてショートになります。BitMEXはこれらのレバレッジ自動解消によって利益を得たということはございません。

ご不便をおかけして申し訳ございません。ご質問がある場合は、カスタマーサポートにご連絡ください。